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2023-02-03

「自分発振で願いを叶える方法」

オーディブルで耳読した本です。

とてもわかりやすく、心に響いたので2度も聞きました。

願いを叶える・・・という本は世の中にたくさんありますが、こちらは自分の思考による周囲への影響や、自分に起こることを量子力学的な視点から解説されているので、なるほどと思える内容でした。

2度聞いてもまだまだ腑に落ちていない、というか理解していない部分があるので、もう一度聞いてみようと思っているところなのですが、今、自分がわかったことだけ、簡単に書いておこうと思います。

自分が、妬みや、否定的な感情や、自信がない状況で何かしていると、言葉や態度に出していなくても、そのようなマイナスの波を出しているのだそうです。

マイナスの波は、同じマイナスの波を持つ人と引き合ったり、プラスの波を発している人を遠ざけたり、似たような波同志は引き合うようになっているのだそうです。

人間だから、自信を無くしたりイライラしたりするものだけど、それを○○のせいで、こんなことになった、などと思うのではなく、○○のおかげでこういうことが学べた、こういうことがわかった、とプラスに置き換えてみたり、自分は今日こんなことができた、と褒めてみたりすることで、出す波が変えられるそうです。

初めは、なんだそんなことか、と思ったのですが、実際やってみると、気分が変わるのがわかります。

また、マイナスの感情がマイナスをまた引き寄せるのだとわかると、マイナスの感情でいるのは損だと思うようになって、できるだけプラスの感情でいるように心がけたりできるようになりました。

自分がやりたいこと、目指していることを達成させるために集中したいと思うなら、その環境が自分の最大限の力が発揮できるように願う、その方法も紹介されています。

自分が何かに集中できないのは、周りがうるさいからではなく、時間がないからでもなく、自分の余計な気持ちがそれを邪魔しているのだそうです。

心に心配事や迷いなどがあって、その雑念が自分の行動を邪魔したり、自分の力が出せなくなるそうです。

難しいことはわからないけど、今日自分ができたことを褒めることはできそうです。

どんな小さなことでもいいのです。

私なら、料理がうまく作れた、予定通り仕事を終えられた、早起きできた、など。

そういうことをノートなどに毎日書いていくと、だんだん自然と自分のことを褒められるようなってきます。

私はスマホの日記アプリに書いています。

自分を褒めるのに慣れてくると、家族のことも褒められるようになります。

先日、不思議なことがありました。

私が自分のことを褒め慣れてきた時、帰宅すると娘が脱いだ服が私のベッドにありました。

いつもなら、こんなところに置いて!とイライラするのですが、冷静に写真を撮って、

「これは洗濯するもの?お母さんのベッドにこんなふうに置いておかないでね。」

とLINEで伝えました。

特別イライラすることもなく、面白いことするね、という気持ちで送ったのです。

娘からはすぐ

「ごめん、忘れてた。」

と返ってきました。

「1枚は洗濯するもので、グリーンの方は洗濯しないもの」

というので、

「了解!」

と気持ちよく返して、いつもはそんなことしないのですが、その後洗ったばかりの洗濯物をきれいに畳んでまた写真を撮って

「これは帰ってきたら自分の部屋に持っていってね」

と送りました。

それについての返信がこれでした。

「いつも洗濯してくれてありがとう」

そんなこと、初めて言ってくれたのです。

そんなこと、親だからやるのが当たり前、ぐらいに思っていそうに見えていたのに。

たわいもないやりとりですが、涙が出るほど嬉しくて感動しました。

自分の気持ちが、インターネットに乗って伝わっていくんだな、と思いました。

その後も、大学の論文が明日提出日で、今すごく大変だけど、今日は学校で徹夜でやる予定だ、などと、いろいろ話してくれたので、

「あともう少しだね、いつも遅くまで頑張ってるよね」

と普段言わないことを言ってみたら、これが終わったら、やっと落ち着ける、と楽しげなスタンプや絵文字を使って話してくれました。

娘は、普段あまり周囲に多くを語らない子なので、そんなやりとりすることは珍しいことでした。

もう、すぐにわかりました。

自分のプラスの波が伝わるっていうのはこういうことだ、と。

量子力学という分野のことは、いまいちわかりませんが、今まで精神論だけで語られてきたことが、科学的にも証明されて、より確実なものになったのだな、と思います。

誰でも周囲の人とうまくやりたいし、楽しくやっていきたい。

そのために、自分が相手に寄り添って、相手の立場で物を考えたら、出てくる言葉も違ってきて、相手の反応も違ってきます。

相手を喜ばせようと思ってやることは、何もしないよりかはいいことだけど、本当の意味で、相手の立場になって考えることとは少し違います。

相手が今どういう環境でどんなことを考えているのか、それを理解した上で、寄り添って考えてみると、何か優しい言葉をかけるより、そばにいて、肩をポンポンと叩いてあげることなのかもしれないし、ただ話を聞いてあげるだけでいいのかもしれない。

そういうふうにやっていくことで相手の態度も変わってくる。

そばにいる人は自分の波を表しているのです。

でも、自分のことを犠牲にしてまで人を喜ばすことは間違っていて、まずは自分を大事にすること。

自分の気持ちに気づいて、丁寧に扱ってあげることが先決です。

自分のために栄養を考えてご飯を食べることも、疲れていたらゆっくり休むことも大事です。

こういうことは他の本でも書かれている、聞いたことがある話ですが、オーディブルで朗読の人の読み方が上手なのか、スーッと心の中に入ってきて、理解できました。

いいと思う本は何度でも読む方なので、これから3回目を聞こうと思います。

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