生きのびるための事務
この本の要約
坂口恭平の『生きのびるための事務』は、作家であり建築家の坂口が、日常の中で「生きる」ことを支えるための具体的な方法論として「事務」を再定義した一冊です。
この本では、事務を単なる作業や効率化のための手段ではなく、「心を守り、混乱を整理する生存の技術」として捉えています。
感想
・・・とChatGPTがまとめた要約を一部抜粋して載せてみましたが、ちょっと硬いですね。
実際、この本はとても分かりやすくて読みやすくて、面白いです。
表紙の絵と、タイトルからは、想像できないほど。
実際、事務という仕事を本にしてるってどういうことだろう?
生きていくための事務って?
と全く内容が想像できなかったのですが、事務というのは、いわゆる一般的な会社の事務ということではないのです。
自分が生きていくために、自己を整理し、安定させるための行動や手続きのことを広い意味でとらえているのです。
この、何も知らない自分のために、事務のことを教えてくれる「ジム」が突然やって来るところからストーリーが始まります。
オーディブルで聞いていたので、実際はジムという文字で書かれているかどうかはわかりません。
とにかく、このジムが自分(著者)に、生きていくためのジムを教えてくれるんだけど、どれも、なるほどと思わされることばかりで、楽しいんです。
自分が好きで楽しいと思うことしかうまくいかないということを常に言っていて、できないことをできるようにしようとする努力は無駄だと言うんです。
まさかこんな面白いと思わなくてずっと聞いてたらあっという間に終わってしまいました。
考え方だけではなくて、地に足の着いた、お金や税金の対策、世の中のお金の仕組みなどを教えてくれるんです。
え?もう終わり?
もっと続きの話が聞きたかったわ。
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これは、読んでみたいと思って図書館で予約してたのですが、その前にオーディブルに登場したから、先に聞いちゃいました。
図書館で予約の順番が来たら、読み直そうと思います。
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