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2024-12-26

53歳で再婚しました

1年半ほど一緒に住んだパートナーと、12月25日に入籍しました。

今年最後の大安。

覚えやすいクリスマス。

その日にしようと決めて、婚姻届の準備をしていました。

前日の準備_12月24日

証人欄には、長女と親友にお願いしてサインしてもらっていました。

前日、戸籍謄本も取り寄せて、お互いの離婚した日を調べようと、役所に行きました。

再婚の人は婚姻届に離婚した日を記入しないといけないのです。

結婚記念日は覚えていても、離婚した日なんて忘れますよね。

でも、わざわざ戸籍謄本を出さなくても、だいたいで記入して提出した時に間違いがわかればその場で修正したらいい、とのことでした。

その時行ったのは、区役所ではなく、同様の手続きができる市民センター。

自宅の管轄の区役所は少し遠いのです。

窓口の人が丁寧に説明してくれて、一応婚姻届をざっと見てもらいました。

現在の住所を、新しい戸籍にしようと思っていたので、そのことを説明すると、まず、夫になる人が転籍届を出して戸籍を変更し、その上で婚姻届を出すことで妻になる人がその籍に入るという方法を説明してもらいました。

転籍届と婚姻届を同時に出せばその処理ができるとのことでした。

さっそく、パートナーに転籍届を書いてもらって、準備万端。

入籍当日_12月25日の朝

午前中、職場には役所の手続きがあるからと、少し始業を遅らせてもらって、役所に行きました。

職場では、私が5年前に離婚したことも、現在パートナーがいることも、これから入籍しようとしていることも全く知られていません。

聞かれないし言っていないので。

さすがに苗字が変わるので、手続きが完了したら言わないといけないのですが。

朝、昨日行った市民センターへ。

パートナーは早朝から仕事だし、私一人で市民センターへ向かいました。

昨日親切に説明してくれた人を探しましたが見当たりません。

窓口の女性がこちらを見て、どうぞ〜という視線を送ってきたので、その人に転籍、婚姻届の説明をして書類を渡しました。

その人もよくわからないようで、奥に座っていた男性に相談に行きました。

しばらくしてその男性が窓口にやってきて、

まず、ご主人になる方の記名が抜けているところが二ヶ所あります、と。

これでは受け付けられないですと、言われました。

ガーン。

昨日婚姻届見せた時には、「きれいに書けているので大丈夫そうですね」って言ってたのに。

きれいに書けてるかどうかを見ただけで、内容は見ていなかったのか?

落ち込む様子の私を見てその窓口の男性は、

市民センターでも受け付けられますが、結局、管轄の区に書類を回すので、手続きが遅れるから区役所に行った方がいいですよ、区役所なら夜間の受付もやってますから、今日の日付で出せますよ。

それは知ってるけど、今日の午前中に、この市民センターで受け付けてもらってすべて完了させたかったのに。

入籍当日_12月25日の夜

パートナーに電話して、受け付けてもらえなかった経緯を話し、帰ってきたら記入するように伝えました。

記入もれは、ここは書かなくてもいいと勝手に判断した箇所でした。

必ず本人が記入するところなので、本人が帰ってきてから書いてもらうしかありません。

たまたまいつもより早く帰ってきたパートナーが記入して、たぶんこれでOKなはず。

翌朝また早く出かけないとといけないパートナーは、他の日に入籍することを提案しましたが、せっかくクリスマスにしようと決めて早くから証人欄に記入もしてもらって準備してきたんだから、今日出したい。

一緒に行く、行かないで揉めましたが、日中役所が空いている時間帯だったら、一緒に行って修正などがあれば対応することもできるけど、夜間は警備室に出すので、警備の人もただ受け取るだけです。

私一人で行くことにしました。

仕事が終わる時間には、もう外は真っ暗です。

自転車飛ばして駅まで行って、ダッシュで電車に乗り、数駅先で降りて、スマホの地図を片手に小走り。

あたりは暗く、よく見えません。

これかな?と思ったら郵便局でした。

そこを通り過ぎた次の信号を渡ったところが区役所です。

一つ建物があって、同じ敷地の建物の入り口に灯りが付いていて、自動ドアを入ると「警備室」と書かれた小さな部屋がありました。

窓口からは2人の制服を着た人がこちらを見て、はい、どうされましたか、とニッコリした顔ですぐに出てきてくれました。

よかった、ここで大丈夫そう。

あの、ここ警備室ですよね?

夜間は区役所の警備室に提出してください、と書いてありました。

はい、そうですよ。

あの、婚姻届を出しに来たんですけど。

え?・・・こん、いん、とどけ、ですか?

2人いるうちの若い方の1人が、婚姻届という言葉を初めて聞いた人のような反応。

あのぉ・・・ここ、消防署、なんですけど。

え?しょう、ぼう、しょ?

消防署を初めて聞いた人のような反応になってしまいました。

と、同時にはずかしい〜!

思わず自分の行動がおかしくなって、大笑いして、そそくさとその場を去りました。

区役所は、この隣の建物です、と若い人が説明してくれました。

そういえば、よく見たら消防の制服だわ。

隣って、通り過ぎてきたのか?

少し戻って建物を探しました。

暗くてよくわからなかったけど、隣に通り過ぎてきた建物があったようです。

ほんとに、地味な建物でわからないよ。

よく見たらメインの入り口らしき場所の横に、灯りのついた小さな入り口がありました。

ここか。

本物の区役所の警備の年配の人が入ってすぐの小部屋に座っていました。

念の為に、ここ、区役所ですよね?と聞きました。

消防署でもまずそれを聞けばよかったのに、警備室ですよねと聞いたから恥ずかしい思いをしたのです。

はい、そうです、何か出されますか?

はい、これです。

何度も婚姻届というのも恥ずかしいので、書類を差し出して説明しました。

一応、役所の人にも見てもらってるので、たぶん大丈夫だと思います。

丁寧に内容を確認していた警備の人が、あそう、職員が見てるなら大丈夫だな、と安心した様子でした。

身分証明書を出すように言われ、すんなり受け取ってもらって終了。

また、小走りで駅に向かい、電車の時間を調べると、次の電車まで5分ほどある。

駅前のドラッグストアで、切らしていたキッチンペーパーを購入して、駅のホームへ。

来た電車は、通勤帰りの人で混雑していました。

また数駅乗って最寄りの駅で下車。

自転車飛ばして帰宅しました。

行って帰って約1時間。

スムーズだった。

待っていたパートナーは、もう寝るばかりの格好で、ありがとう、と感謝の言葉を述べました。

これでもう「夫婦(めおと)」だね。

めおと、って言い方どうなの?

演歌の世界じゃあるまいし。

一人で朝からドタバタで、ぜんぜん予定通りに進まなかったけど、一生忘れられない日になりました。

帰ってから食べたカレーは美味しかった!

夜間の活動に備えて、昼間に作っておいたカレー。

日曜日にクリスマスっぽいことはしたので、特別この日にクリスマス感はなかったけど、来年からクリスマスは結婚記念日。

ケーキでも作って記念日とクリスマス感を両方ちゃんと味わいたいです。

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