良い習慣の身につけ方
習慣について書かれた本を読みました。
自分が生活に取り入れたい習慣を、いかに身につけるか、いかに続けるか、というコツ、しくみを教えてくれます。
続けたくなるしくみとは何かというと、そのひとつに「簡単に取り組めることにする」ということが書かれています。
例えば日記をつけると決めたとして、毎日1ページ書くぞ、と思ったら途中で面倒になり、今日はいいか、などと考えて、結局やめてしまう、なんてよくあることだけど、1行だけしか書かないと決める。
1行なら疲れていても書けそうです。
また、毎日果物を食べる、と決めても果物が目につかないところにあったら食べることを忘れてしまう。
それなら、いつも目にする場所に置いておいたら、自動的に食べる、という人間の心理を使う。
逆もまた然りで、食べてはいけないものは家に置かない、目に見えないところに置けば、それを食べることが難しくなる。
などという、努力しなくても自分が出来るような「しくみ」を作るということ。
それを身近な例を出して教えてくれます。
確かにそうだなと思います。
また、ダイエットなどを考えて、食事を少し控えたり、運動を少ししたりしても、急には変化が訪れる訳ではない。
少しやってみるものの、すぐに変化がないと、こんなことやってても痩せるのだろうかと、疑い始め、だんだん痩せようと初めに思ったことさえ忘れてしまう。
でも、長い目で見ると、ほんの1パーセント昨日と行動を変えるだけでも、1週間にすれば7パーセント変わることになる。
飛行機が進路を1パーセント左にずらしても、それに気づく人はいない。
でも、これがずっと1パーセントずつ進路がズレるとやがてそれは大きな進路のズレとなる。
大きな岩をハンマーで叩き割ろうとしても、何回叩いてもビクともしない。
でも、何百回目かでパカンと割れたとして、それが、最後の一撃で割れた訳ではなく、今までのずっと叩いてきた成果として、割れたのだ。
そんなふうに考えると、この、1回1回のちょっと変えることが、半年後、1年後に成果として現れると思うと、目の前の小さな習慣を良いものに変えることが喜びになる。
そういうことを教えてくれた本です。
まだまだたくさんのコツが書かれていて、なるほどポイントは沢山あります。
何か習慣を定着させたいと思う人はぜひこの本を読んで見て欲しいと思います。
私は、まず食事ですね。
好きな物も食べるけど野菜を食べることも意識する。小さな努力が積み重なって健康な身体になっていくんだと思うと、小さなことだからと軽視せず、楽しんで続けることが出来るきがします。
運動も、少し今日歩いたからと言って何か変わるわけではないけど、アップルウォッチでリングを完成させるぞ、と意識するだけで、1年後身体に良い影響があるんだと思うと、楽しくなります。
読んだ本は
私はオーディブルで聞きました。
Kindleでも、紙の本でもそろっています。
興味のある方はぜひ!
●Kindle版
●単行本
ジェームズ・クリアー式 複利で伸びる1つの習慣 (フェニックスシリーズ)
コメントを残す