憧れの主婦「栗原はるみ」さん
栗原はるみさんの新しい季刊誌が発売されました。
新米主婦の頃。
検診で赤ちゃんだった長女を保健所に行ったのですが、湿疹が出ていたので、改めて別日に来るようにと言われ、めんどうだな~と思いつつ、指定された日に行ったら、もう最後の方でした。
何を指導されたかもう覚えてないけど、診察後、抱っこひもの留め具がうまく付けられないでいたら、たまたま居合わせた、他のお母さんが「つけましょうか?」と言ってくれて、お願いします、とやってもらって、その後何となく一緒に帰りました。
当時は携帯とか持っていないので、どうやって連絡先を交換したか覚えていませんが、その後何となく、そのお母さんと、長女と同い年の男の赤ちゃんとのお付き合いが始まりました。
そのお母さんは、とても料理上手で、いつも美味しいご飯を作ってもてなしてくれました。
レシピを聞いたら、栗原はるみよ、と教えてくれたのです。
栗原はるみなんて知らなかった私は、早速本屋さんで栗原はるみの本を買って、あれこれ作ってみました。
どれもこれも美味しくて、お互いに、このレシピ、美味しかったよ、なんて教え合い、とても楽しいお付き合いでした。
子ども同士も仲良く遊んでくれていて、そこから他のお母さんとも知り合いになり、栗原はるみレシピの輪が広がりました。
何度となく作った栗原はるみレシピ。
好評だったものは、家族からリクエストされるので何度も作りました。
料理が美味しいのはもちろんですが、はるみさんの家族への思いが、レシピから伝わってきて、憧れの主婦でしたね。
当時買っていた、なつかしい「すてきレシピ」
季刊誌が何度かリニューアルを重ねて、最近「haru-mi」という雑誌が終わってしまいました。
なんとも言えず寂しい気持ちになりました。
でも、間もなく新しいこの雑誌が創刊されたのです。
よかった!
ご主人を亡くされて、悲しみに沈んでいらっしゃった去年、それとともに料理への熱意も無くなってしまったのかな・・・なんて勝手に思っていたのですが、心機一転、新しい本と共にご主人の分まで精一杯楽しんで生きていかなくては、という気持ちが伝わってきます。
今、クックパッドなどで簡単なレシピもたくさん出ていて、それも忙しい時には助かるのですが、はるみさんのレシピを見て、ゆっくり丁寧に作る食事は、何倍も楽しくて幸せな気持ちになります。
なつかしい、子どもたちが小さいころの食卓。
喜んで食べてくれる家族の反応が嬉しくて料理が楽しめていました。
最近は、なんだかそんな頃のことも忘れて、簡単な食事ばかりのような気がしています。
また、はるみさんのレシピを見て、色々作ってみたくなっています。
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