感覚で楽しく生きる
好きなことを仕事にするためには・・・
好きなことで稼ぐには・・・
というワードが最近飛び交っていますよね。私も興味あるし、好きなことをして稼げたらいいとは思います。
そのためには、無駄を削ぎ落として、嫌なことややりたくないことを一切しない、やりたいことの目標のために、その邪魔になることは全てやめる、などというのが一般的に言われていることだと思います。
まさしく、その通りだと思います。
気の進まない飲み会、嫌だと思ってやっている家事なんてやらなくてもいいんじゃない?と思います。
でも、生きていると、色んな人との関わりがあり、自分の目標だけのために突き進む、なんてことができないこともあります。
仕事は無駄なく進めようと思っていても、同僚が話しかけてきて、思わず10分ほど立ち話、なんてこともあるだろうし、突然別件でトラブルがあってやろうと思っていたことが進められない、なんてこともよくあることです。
早く帰って今日は手をかけた料理を作るぞ、と思っていても、電車が止まって、なかなか帰れなくて、帰ったらぐったり、なんてこともあります。
それでもなんとか家族を喜ばせようと思って疲れた体で料理しても、今日は外で食べるからご飯いらないなんて言われることもあります。
でも、それが普通の生活ってもんです。頑なに私は、目標のために無駄は一切しないと決め過ぎていると、邪魔してくることが全てストレスになります。
でも、自分が行きたい方向だけだいたい決めたら、その後は自分のインスピレーションで動いてその時その時を楽しむ、ということにしていれば、突然飲み会に誘われて、何となく行きたいな、と思えば行けばいいし、行った先で普段話さない人とものすごく気が合って翌日からの職場が楽しくなる、なんてこともあるかもしれない。
でも、何となく嫌だと思ったらやめる。
全て常識とかルールではなく、その時の自分の感覚で決める。
まあ、ある程度の常識はあった方がいいと思うけど。
自分のために料理したくなったらすごい気合い入れて何か作って、家族が帰ってこなくても、じゃあ1人でワインでも開けて映画でも見ながら楽しもうかな、なんて発想になる。
エクササイズのために毎日ウォーキングするぞ、と思っていても、今日はやりたくない気分だったら、のんびり散歩に切り替えてみる。
そしたら普段気付かなかったきれいな景色が目に入ってホッとすることだってあるかもしれない。
無駄って大事。
感覚って大事。
自分が気持ちがいい、楽しいと思う方向にどんどん歩いて行ってその時その時起こることを楽しむ。
こうじゃなきゃいけないと思っていると、人のことも許せなくなる。
自分で決めたルールでも、それに縛られたら苦しくなる。
自分が、その時の気分で決めていると、人のその時の気分で動くことを理解できる。
今まで私もそれが分からなかったけど、最近はわかる。
最近異動して、職場の上司が変わり、その上司は難しい、やりにくい人、と言って嫌っている人が多いけど、私は特にそんなこともない。
これは、今の年齢になったからかもしれない。
でも、若い人でも、その心持ちになったらきっと、ストレスが減るんじゃないかなと密かに思う。言わないけど。
コメントを残す