音声入力のすすめ
これは、勝間和代さんが、人前で上手く話すコツはなんですか?という質問に答えたことの提案の1つです。
スマホで文章を書く時、通常は指でフリック入力などをしますが、iPhoneでもAndroidでも音声入力システムがあります。これを利用して文章を書くことをすすめていました。
声に出して文章を書くのは、慣れていないと難しいです。はっきり話さないとちゃんと聞き取ってくれません。この音声を聞き取るというシステムは、ある程度多くの人が聞き取りやすい発音を聞き取ってくれるらしいのです。
ということは、iPhoneならSiriが聞き取ってくれるということは、多くの人に聞き取りやすい話し方だということです。ボソボソと話してもSiriは「なんとおっしゃったのかわかりません」などと言います。それは生身の人間の前で話しても聞き取りにくい声だということです。
また、この音声で入力するのは、やってみると分かりますが、例えば文章のような長いものでなく、カレンダーに予定を入れるという簡単なことでも、意外と難しいんです。「来週の土曜日に美容院でカットとカラーをする」とか「火曜日10時に新浦安駅の大きい方の改札で田中さんと待ち合わせ」などと入れようと思うと、ある程度頭の中で文を組み立てておかないと、口から出てこないんです。
例えば、指で文章を打つのが慣れていると、考えながら打つことが出来るのですが、スピードでいうと、口から言葉を出す方が早いのです。指で打つのが一般道路で車を運転することだとすると、口で言うのは高速道路で車を運転するようなもので、一般道から入ってすぐは、慣れないので高速で走ることがとても早く感じます。ただ、慣れると高速で走るのが当たり前で、一般道に降りるととてもノロノロ運転に感じるのと同じように、音声入力も、慣れるとそのスピードで文章が作れるようになり、手で打つより格段に早くなり、仕事の資料を作る、ブログを書く、などの文章を早く作成することが出来ます。
普通に生活していて、そんなに文章を早く書くことが必要ない人でも、例えばLINEでメッセージなどを送る時、試しに音声で入力してみることをオススメします。自分がどれだけハッキリと発音できているか、いないか、よくわかりますし、文章を頭で組み立てて素早く話す、というちょっとした脳トレになります。ただ、電車の中とかだと迷惑になりますので、声を出してもいい環境を選んで、ぜひ試してみてください。
私はこれをやっていて、どれくらいのスピードで、どれくらいの音量で話せばいいかがコントロール出来るようになり、おそらくこれが他の人に話す時に聞き取りやすい話し方なんだと理解できるようになりました。
自分の声って何気なく出しているけど、人にどんなふうに聞こえているかとあまり意識することはありませんよね。これを客観的に観察するのにとても役立っています。聞き取りやすい発音なのか、意味が通じる構成になっているか、ということを意識することは、人に何か説明する仕事の人にもとても有効だと思いますので、ぜひ、ゲーム感覚でやってみることをオススメします。
今朝は早起きして窓を開けると、早朝の空がとてもきれいでした♪
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