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2023-01-23

「すずめの戸締り」を見る

すずめの戸締り

「すずめの戸締り」っていうタイトルだけ聞いて、どんな映画なんだろう、と内容が想像ができないままでしたが、映画を見てやっと納得できました。

新海誠監督の最新作「すずめの戸締り」

これまで同監督の「君の名は」「天気の子」も見てきましたが、どれも絵がきれいでうっとりしてしまいます。

写実的で、実物に限りなく近く、それなのに実物より美しい。

特に都会のシーンはまるで写真みたいで、実際ごちゃごちゃしている街中も、人だらけの駅のホームも、素敵な場所としてキラキラ輝きを持っていて、絵でここまで表現できるのはすごい、と素人ながら感心します。

そして、それとは真逆の現実離れした壮大なシーンはアニメーションだからこそ表現できる部分。

そして、描写だけでなく、内容はさらに奥深く、登場人物の複雑な心境や優しさ、葛藤などがうまく表現されていて、大人が見て感動できる映画だと思いました。

懐かしい神戸弁

登場人物のセリフで、久しぶりに神戸弁を耳にしました。

子どもたちがすずめのバッグの中をのぞきこんでいるシーンで、その子たちの母親が

「めっちゃ見とうやん」

って言うんです。

懐かし〜。

○○しとう、って学生時代よく聞いたなぁ。

あの神戸の遊園地は「神戸おとぎの国」がモデルだとか?

行ったことなくて、知らないんですけどね。

私は神戸出身ではなく大阪ですが、それでも関西圏の言葉がアニメで出てくると嬉しくなります。

地震のシーン

大震災を思い出してしまうシーンが多く、心がザワザワしてしまいましたが、被災された方が見たらどういう反応になるのか、ちょっと心配になりました。

私は阪神・淡路大震災と、東日本大震災をたまたま被害がさほどなかった地域で両方体験しました。

被害が少なかったとはいえ、ものすごく恐ろしい思いをしたことが記憶に残っています。

誰とも連絡が取れなくなる、電車が動かなくなる、建物が潰れ、家事になり、恐ろしい光景が広がっていたことを、時々思い出してしまいます。

そういうことがこのアニメーションで題材として扱われていて、それでも最後は救われる気持ちになる映画でした。

私が行った回は、ほとんど子どもばかりが見に来ていましたが、ぜひ大人に見て欲しい映画だなぁ、と感じました。

すずめの戸締り

たいやきを食べる

映画の後食べたのは、懐かしい「たいやき」。

本八幡のたいやき
本八幡のたいやき

と言っても、食べたことがある、という程度で、わ〜懐かしい、なんていうほどではないのですが、この近辺が、子どもたちと過ごした思い出の場所であり、働いていた場所でもあるので、嬉しい気持ちでたい焼きをいただきました。

あんこがぎっしり入っていて、美味しかった〜!

「すずめの戸締り」公式サイト → https://suzume-tojimari-movie.jp

はみだしたいやき →  https://tabelog.com/chiba/A1202/A120202/12000902/


●他の映画についての記事はこちら

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