映画「PERFECT DAYS」聖地巡礼

去年の1月、映画館で見た「PERFECT DAYS」。
あとからじわっと来る、いい映画でした。
その舞台となった墨田区の街。
主人公「平山」が住んだ場所、通った飲み屋、そういうものを見に行きたくて、この日は聖地巡礼に行くことにしました。
映画「PERFECT DAYS」公式ページ→https://www.perfectdays-movie.jp

ここが平山のアパート。
実際に現在住んでいる人がいるようで、アパート前の植物に水をあげている人がいました。
でも、映画ででてきた自販機はありませんでした。


映画には出てこなかったけど、玄関と反対側にも出入り口がありました。

このあたりは、毎朝ほうきで掃き掃除をしている老女のシーンで出てきました。
行ってみると、アパートのあたりは、普通の住宅街で、当たり前だけど普通に暮らしている人がいて、似たようなアパートもたくさんありました。
その中でもここのアパートを選んだのはどうしてなんだろうね、なんて話しながら歩きました。

スカイツリーがすぐ近くに見えます。
東京ソラマチにショッピングに来た時とは違った角度から見るスカイツリーは新鮮でした。
そばに流れているのは、北十間川。
隅田川と旧中川を結ぶ水路です。

居酒屋のママ(石川さゆり)の元夫(三浦友和)と平山が話すシーンがあります。
ちょっとだけお酒を飲んで、平山の提案で、子どものように影踏みをするんです。
夜の隅田川沿いの小道で、いい雰囲気の大人の二人。
このシーンが隅田川沿いということはわかりましたが、こっち岸だったか、逆岸だったか、はっきりしていませんが、このあたりだったかな?なんて言いながら歩きました。
ブロンドの外国人女性が前を一人で物憂げに歩いていて、急にここが外国の映画のワンシーンに見えてきました。
残念ながら顔は見えませんでしたが、一緒に来た彼氏と日本で分かれてしまったのか?などと勝手な想像をめぐらせました。


桜橋の上は、平山が自転車で何度か通っていました。
この日は快晴で、橋の上にはたくさんの人が歩いていて、束の間の春の陽気を楽しんでいるようでした。

こちらは、平山が仕事が終わったら通っていた銭湯。
先日、アド街ック天国でも紹介されていました。
午後3時になるとシャッターが開いて、すでに前で待っている地元の人が我先にと、シャッターを自ら開けながら入っていく様子が面白かったです。
地元の人に愛されている、地元の人のための銭湯。
4代目店主が、10月10日の銭湯の日が誕生日だと言っていました。

最後に訪れたのはここ。
浅草駅の改札を出たらすぐのお店です。
映画の効果もあると思いますが、とても混んでいて、賑わっていました。
たまたま私たちは、カウンターの席が空いていたので座ることができましたが、入れなくて店の外で待つ人がいるほどの人気でした。






焼きそばが名物のようで、どの人もだいたい焼きそばを頼んでいました。
店先にあるガラス張りの鉄板コーナーではすでにたくさん焼きそばが作られていて、人によってはここに目玉焼きなどをトッピングしてもらっていました。
こういう焼きそばって美味しいんですよね。
瓶ビールを注文して、おつまみと一緒に楽しみました。
この日は、映画に出てきた場所だけじゃなくて、近くの商店街にも寄ったりして盛りだくさんの日でしたが、続きはまた今度。
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