懐かし団地ツアー「花見川団地」

千葉市花見川区にある、総戸数7081戸というマンモス団地。
ここは、「MUJI×団地まるごとリノベーション」を実施し、屋外広場や商店街区にもその取り組みを広げた団地として紹介されていたので、一度行ってみたいと思っていました。
私たちもマンモス団地に住んでいるのですが、同じ団地でもそれぞれ特徴があったり、周りの景色や環境が全然違うので、他の団地も見に行ってみよう!ということで、第一弾として花見川団地を選びました。
この日は、たまたま「花見川団地フェスタ」が行われていました。

無印良品のPOP-UPストアがあり、古本市もやっていて、とても賑わってました。

台として、無印良品の収納ボックスが使われていました。

無印良品の商品が、団地内で買えるなんて、すごいうらやましい。
私たちの団地でもぜひやってほしいなぁ〜。
特別目的がなくてもついつい買ってしまいそうな、雰囲気。
ふだんは無印良品に行かないような人でも無印良品の商品に触れることができるし、いつものお店とは違って新鮮です。




キッチンカーもたくさん来ていました。




常設のお店も、臨時のお店も、自治会のお店もあって、子どもたちもお小遣いを持って楽しんでいるようで、活気に満ちていました。
昭和43年から入居開始だったそうで、もう57年経過していますが、今もこうして多くの人に愛されている団地。
団地の中でコミュニティもあって、街として成立しているのが魅力です。
昔あった小学校などは、子どもの減少の影響か、閉鎖されているところもありますが、今でも団地内は子どものいるファミリー層も多く住んでいそうです。

団地のランドマークと言われる給水塔。
団地によって、この形は特徴があって面白いです。

図書館でこんな本を見つけて借りてみました。
これを見ると団地のあれこれに詳しくなります。

花見川団地の特徴
花見川団地は、千葉県千葉市花見川区にある大規模な公団(UR)住宅団地で、以下のような特徴があります。
1. 規模と歴史
- 昭和40年代(1960年代後半)に建設された歴史ある団地。
- 約3,000戸以上の住宅があり、大規模な集合住宅エリアを形成。
- UR都市機構(旧日本住宅公団)が開発した団地のひとつ。
2. 立地とアクセス
- 最寄り駅:京成本線「八千代台駅」や「実籾駅」、またはJR総武線「新検見川駅」などが利用可能。
- バス便が充実しており、千葉市中心部や津田沼方面へのアクセスが可能。
- 団地周辺は比較的静かで、住環境が整っている。
3. 住環境
- 緑が多い:団地内には公園や並木道が多く、緑豊かな環境。
- 買い物環境:近隣にスーパーや商店が点在し、日常の買い物には便利。
- 医療・教育施設:近くに小中学校や病院があり、子育て世帯にも向いている。
4. 居住層
- 建設当初から住んでいる高齢者が多い一方で、リノベーションされた部屋を中心に若い世代の入居も増えている。
- 家賃が比較的手頃であるため、ファミリー層やシングル世帯にも人気。
5. 建物と設備
- 1960~70年代の団地らしく、5階建てのエレベーターなしの建物が多い(いわゆる「階段団地」)。
- 一部の住棟ではリノベーションが進み、設備のグレードアップが行われている。
6. 団地再生の動き
- URによるリノベーションや建て替えが進んでおり、住みやすさが向上。
- 高齢化が進む中で、コミュニティづくりやバリアフリー化の取り組みも行われている。
総評
花見川団地は、緑が豊かで住環境が良く、家賃も手頃な大型団地ですが、建物の老朽化や高齢化の進行といった課題も抱えています。リノベーションが進むことで、若い世代にも魅力的な住まいとして再評価されつつあります。
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