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2020-04-18

ミニマリズムで幸福度を上げる

ミニマリスト、という言葉もだいぶ世の中に浸透してきましたが、一昔前は、モノをできる限り持たない、カーテンも、冷蔵庫も、ベッドもテレビもないがらんとした部屋で過ごし、出かける時はスマホだけ持って、毎日同じ服を制服化している・・・なんて人、この世にホントにいるの?それで本当に幸せ?という、変人レベルの扱いだったと思います。

今は、そんなミニマリスト という言葉も浸透してきて、なおかつ、無駄にたくさん持つことに価値なんてないんじゃないか、厳選した良いものを少量持つ方がいいのではないかと考える人が増えてきました。

ひと昔前なら一戸建ての家を持ち、マイカーを持つ、ということが目標であり、そうでないとダメだ、なんて価値観を持つ人も多くいたと思いますが、今では、一戸建てを買ったとしても、それが財産になるわけではなく、買った瞬間から価値が落ちていくものだという認識になってきています。

マイカーも、都会では電車移動の方がスムーズなことも多く、持っていても使うシーンが少ない、持っているだけでコストがかかる、というデメリットを考えると、カーシェアやレンタカーなどでいいのでないか、と考える人が増えました。

もう、車を持つ、ということがステイタスではなくなりました。

もちろん、車がとても好き、という人が別です。好きな車を所有して乗ることが幸せ、と思う人にとっては、カーシェアなんて考えられないと思います。

ただ、車を持つべき、車の免許ぐらい持っておくべき、なんて世間の声に合わせて特に自分に必要かどうかを考えることもなく、本当は必要もないのに免許を取り、車を購入するなんて、時間とお金の無駄だと考える人が増えてきました。

こういう考え方ができるようなると、すべてのことにおいて、自分に必要か、自分が幸せかという基準を持つことができます。

そして、自分が見栄で所有していたもの、自分を幸せにしてくれるわけではないのに所有していたもの、それらすべてを手放そう、とした結果、実はそんなに必要なものは多くなく、好きなもの、大切なものだけに囲まれている生活がいかに快適か、と気付き「自分の物差しで生きていく」ことを実践している人がミニマリスト だと私は思います。

だから、いかにモノが少ないか、を争うことには全く意味がなく、その人その人で大事なもの、必要なものが違ってくるので、「自分なりの量」にすることが大事です。それは突き詰めるとそんなに多くないはずなので、必然的に物は少なくなります。

また、モノだけではなく、時間も同じです。

無駄な飲み会をやめる、苦痛な時間を過ごさないように意識する、ということで自分にとって有意義な時間を過ごすことができます。

それによって、毎日の幸せ度が上がり、結果として、無駄な出費が減り、そんなに必死に稼がなくても、必要なお金が少なくなる、それによって、働く時間を減らすことができる、ということですね。

ただ、それをなかなか実践するのは難しいものです。無駄な飲み会に出ないようにしよう、と思っていても、その場の雰囲気に飲み込まれて流れでついいつも通り出てしまう、でも結局楽しくもなく、お金だけ消えて、二日酔いがおまけについてくる、なんてこともあるし、無駄なものを買わないと決めていても、素敵なあの人が持っているあの服欲しい!と思ってよく考えずに勢いで買ってしまって、結局着ないでクローゼットに眠らせてしまっている、なんてこともありますよね。

それが楽しいと思っていれば全く構わないし、ミニマリスト 的な考え方を持つ前はそれが普通だったのに、下手にそんな考えを持ってしまって逆に、そうできない自分にストレスを感じる、ということもあると思います。

ただ、どこかのタイミングで自分をうまく切り替えていかないと、いつまでたっても前と変わりません。

人生をより幸せにするために、無駄をなくそう、ミニマリスト になろうと決めたら、途中で挫折してもまたそこからスタートすればいいと思います。

世の中にはそれを徹底させてうまく発信してくれているミニマリスト がたくさんいます。

中でも、「ミニマリストTakeruさん」は、YouTubeで多く発信活動をされていて、参考にされている方も多いと思います。

どうしてミニマリスト になったか、それによってどんなメリットがあったか、などをわかりやすく説明されています。

「ミニマリズムで世界を変える。」というビジョンを持ち、熱意ある動画がとても参考になります。

最近、そのTakeruさんが本を出版されました。

[amazon]単行本(ソフトカバー)

[amazon]Kindle版

[楽天]月10万円で より豊かに暮らす ミニマリスト生活【電子書籍】[ ミニマリストTakeru ]

今、コロナの影響で、収入を含め、環境が激変してしまって、戸惑ったり不安に思っている方が多いと思います。

今のこの状況を不満に思っているより、この状況で、さあ、今後どうしていこうか、と冷静に考えることが必要だと思います。

ミニマリストは、生活のコストを普段から低く設定しているため、いざという時強いのだと思います。

このタイミングで本を出版されたのはきっと、偶然だとは思いますが、本当にありがたいです。

自宅で過ごすことが多くなった今こそ、ミニマリスト の生活、考え方をゆっくり学んで、これからの生活に生かしていきませんか?

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