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2020-08-06

源氏物語を聞く

紫式部, 与謝野晶子の源氏物語(全五十四帖収録)

聞く読書サービス、オーディブルは月額1,500円を払って、コインが一枚もらえ、そのコインで好きな本を1冊選べるようになっています。

私は無料の時に登録したものの、あまり聞いていなくてコインが3枚残っていました。

コインを使い切ると、通常料金で購入する、というものですが、せっかくなのでコインを使って何か選ぼうかしらと見ていたら、源氏物語を発見!

なんとこれは1万円。

まさかこれはコインで買えないよね?と思いましたが、予想に反してあっさり1コインで購入できました。

えー!太っ腹!

コインで買う、または1万円で買う、という選択肢。

そりゃ、コインで買いますよ!

というわけで、その日から毎日、耳が暇にしている時はずっと聞いています。

読む方が上手で、現実世界を忘れて思わず聞き入ってしまいます。

私は昔、源氏物語を描いた、あさきゆめみしというコミックにハマり、全く興味のなかった平安時代のこの物語にどっぷり浸っていた経験があります。

大和和紀さんの絵がとてもきれいで、情景をありありと想像できました。

せっかく興味を持った源氏物語だから、活字でも読んでみたいと思ったものの、実際活字で読むのはわりと大変で、早々にあきらめてしまっていました。

漫画で描かれているから読みやすかったんですねぇ。

でも読んでもらうとなると、これがまた漫画を読んだあのシーン、このシーンが思い浮かぶほど、引き込まれていきます。漫画ではわからなかった、細かい感情なども伝わってきて、新たな発見があります。

五十四帖あるうちの、まだ四帖「夕顔(ゆうがお)」までしか進んでいませんが、時間をかけて楽しめそうです。

久しぶりに思い出したあさきゆめみし、Kindle版にも興味が惹かれます。

源氏物語を聞き終えるまで、当分他の本には手を出せないですけどね。

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