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2020-12-16

自分らしくいられること

クリスマス仕様の牛

以前、生協で食材を購入していました。

玄関前まで運んでくれるのが便利だったので、フルタイムで仕事をしていて、帰宅が早くても19時頃、遅ければ21時~23時頃になることもあり、買い物に行く時間が省けてとても便利だと思っていました。

ほんの数年前の話です。

結婚していた時、夫が、たまたま単身赴任から帰宅し、仕事が休みで平日家にいて、配達された生協の食材を、受け取るということがありました。

注文した商品は、玄関前に置くことが通常でしたが、一応インターホンを鳴らして、在宅であれば手渡しする、という感じだったので、そういうシチュエーションになったようです。

そんなことも知らず、仕事をしていたら夫からLINEのメッセージ。

生協で買うのは割高ではないか?近所のスーパーで安いものを探して買うべき、というものでした。

生協と言ってもこだわりの少ないものから、こだわり抜いた高級なものまで様々ですが、私が利用していたのは前者です。

激安のものはないにしても、新鮮な野菜や果物があり、そんなに贅沢をしているつもりはありませんでした。

それより、運んでもらえる、新鮮、美味しい、を優先させていました。

ただ、夫の考えは違いました。

主婦なら少しでも節約して、贅沢しないでやりくりすべき、と言う考えで、私とは全く違う価値観の人です。

家事は分担ではなく全て私がやっていたので、少しでも楽にできることは大事なことでした。

どちらが正しいということは言えませんが、私は、楽しく美味しく、快適に過ごしたい、そのためのお金は使いたいと考える方でした。

もちろん、明日食べるものも困るほど使うとか、入ってくる以上に使うという訳ではありません。夫の給料は割と高め、私も働いていて、かと言って、マイホームは買わない主義の夫なので(私は欲しかったけど)ローンもなく、社宅暮し。

切り詰めなければいけない生活ではありません。

とうとう食費のことまで口を出され、これが正しい、ということを突きつけられ、息苦しくなりました。

私らしく生きられない。

長い結婚生活で、夫に自分の考えを言うこともなくなり、これが私の考えで、私はこうしたい、という主張が出来ない関係になってしまっていました。

自分らしくいられない。

夫から差し出される正しさに従わなければいけないという、窮屈な世界。

夫にとって正しい妻であることを意識すればするほど、自分らしくいることが出来ません。

食材のことは、氷山の一角です。

節約するのが当然よね、お金があっても使わない暮らしが正しいよね、それが幸せよね、と思えれば良かったのですが、私はそれが出来ませんでした。

もっと自由に、楽しく生きたい!

生協のことは、離婚の引き金のひとつになりました。

離婚して、私が自由にできるお金は実際減りましたが、私が全て自分で決められる自由を手に入れました。

離婚してすぐ、Oisixを始めました。

これは、生協より割高です。

でも、2人分の食材が入ったミールキットなど、仕事が遅くなった時など、とても便利で、おかげでスーパーに行く回数が減りました。

毎週注文する牛乳は、娘が大好きなので欠かせませんが、今回牛がクリスマス仕様だったので、可愛くて写真に撮りました。

自分が嬉しくなることをする。

そのひとつがOisixです。

誰にも遠慮なく、好きな物、ときめくものを選択する。

私が次に一緒に暮らす人がいるとしたら、自分勝手な正しさを押し付け合う関係ではなく、自分が自分らしく、そしてまた相手も自分らしくいられる関係であることが1番だと思っています。

今日の夕食はホットクックで作った勝間和代さんレシピのカレー。

野菜たっぷりでカレールーも水も使わない、ヘルシーカレーです。

ヘルシーなだけではなく、美味しいんです。

こんな美味しいカレーが食べられて幸せ!

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