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2023-05-24

母の日のお花プレゼント騒動

実家の窓辺に飾られた紫陽花

母の日にはいつも、日比谷花壇から鉢植えのお花を送っています。

もう、10年ぐらいかな?

結婚していた時は夫婦連名で。

今は自分一人の名前で。

毎年鉢が増えて困るんじゃないかと思って、確認したこともあります。

母は、全然困らない、毎年楽しみにしていると言ってくれるので、そのまま信じて送り続けています。

楽天市場から送ってみた

いつもは、日比谷花壇公式サイトから送っていて、既に送り先の住所も登録済みです。

今年はふと、楽天にもあるのではないかと探してみたら、日比谷花壇の楽天市場店が見つかりました。

お花は同じだし、ポイント値引きもできてこっちの方がお得かも。

そう思って、楽天市場から注文。

しかも、いつもより少しお手頃価格のものを選びました。

娘の一人暮らしも控えているので、出費をできるだけ抑えようと思ったのです。

こんなお花です。

マーガレット「いちごみるく」。

ネーミングがかわいくて、それも決め手になりました。

とても安く買えた!

と喜んでいたところ、母の日の数日前に、自分に届いたメールを見てびっくり。

自分に届くことになっています。

注文する時に、設定ミスで、自分の住所に届くようにしていたみたいです。

急いで、宅配業者に連絡しました。

実は母の日のプレゼントで実家に届けるつもりが自分に届くようになっていたみたいなので、一旦自宅に届けてもらったら、そのまま料金だけ支払うので実家に転送してもらう手続きができないでしょうか?と。

宅配業者の電話口の女性は、母の日のプレゼントなんですね、ではこのまま、ここからご実家の大阪にお届けいたしますので、住所を教えてください、と言ってくれました。

え?料金はどうすればいいですか?

今回は追加料金なしでお届けしますが、次回からは転送料金がかかりますのでお気をつけください、とのこと。

ありがたい・・・!

そんなこんなで、予定通り、大阪に届いた「いちごみるく」。

母から送られてきた写真はこちらです。

え?

これ「いちごみるく」じゃない。

どう見ても写真と違う。

友達はこの写真を見て、色もあまり良くないと言っていたのですが、母親のスマホが格安だから写りも悪いんだと思っていました。

母から届いたお礼の商品券

母から、お礼の手紙とともに、お小遣い程度の商品券が送られてきました。

私は、いつもならもう少し立派なお花を奮発して送っているのに、今回はしょぼいお花で、なんだか申し訳ないと伝えました。

そしたら母が、言いにくいけど、実はあのお花、その日のうちに枯れてしまったの。

でも、プレゼントしてくれて嬉しかったよ、と。

日比谷花壇へ連絡する

ガーン。

心底ガッカリしました。

そんなことは今まで1度もなかったのに。

やっぱり楽天市場で注文したのが悪かったのだろうか?

私がちょっとケチってしまったのが悪かったのかも。

こんなことならもう少しいいものを、ポイントなんて考えずに公式サイトからいつも通り頼めばよかった。

日比谷花壇の公式サイトのお客さま窓口へ、すぐに連絡しました。

母親が毎年楽しみにしてくれているので、長年購入しているが、初めて楽天市場で買ったら、その日のうちに枯れてしまった、とがっかりした気持ちを伝えました。

返ってきた返事はこちらです。

折角の母の日の贈り物でございましたのに
ご期待に添うことが出来ず、深くお詫び申し上げます。

この度は、楽天市場店よりご購入いただきましたが、ご注文媒体の違いによる商品の差はございませんので、このような結果となってしまった理由といたしまして下記の原因が複合的に関与したものと推測いたします。

①商品選定に問題があった
株自体が弱っていた商品を選定した可能性がございます。

②出荷時の品質確認
弊社では、商品出荷前に痛みが無いか検品しておりますが、
検品不足があった可能性がございます。

③配送時の箱内の蒸れなどの環境(配送環境)
配送までの環境、ストレス等により、傷んでしまった可能性がございます。

弊社の品質へのご信頼をいただいてご注文いただきましたのに、
ご期待に添えず残念なお気持ちにさせてしまいましたこと、
誠に申し訳ございませんでした。

ご了承頂けましたら、弊社よりご先方様へお詫びのご連絡をさせて頂き、
あらためてきちんとしたお花をお届けさせて頂きたく存じます。

大変心苦しく存じますが、資材調達の関係上、
ご注文頂きました商品をお届けすることが出来かねております。

誠に申し訳ございません。

あらためてのお届けにつきましては、
代わりのお花を選りすぐりまして、お届けさせて頂きます。

どうぞ、ご検討頂きまして
お手数ではございますが、ご連絡を頂ければ幸いでございます。

何卒よろしくお願い申し上げます。

・・・とのこと。

さすが、日比谷花壇。

返信も早く、私としては申し分ない内容。

これ以上の対応はないと思いました。

ぜひ、違う花でもいいから、代わりのものを送ってもらいたい。

母にも連絡して、再度別のお花を送ってもらう手配をしました。

ところが母は、日比谷花壇から直接連絡が入った時、一旦丁重に断ったらしい。

そんな、言われてすぐ、じゃあお願いしますって言うのはみっともない、的な考えらしい。

おかげで、やり取りが面倒なことになってしまったけど、せっかく送ってくれると言ってるのだから、受け取って欲しい、と頼んで、じゃあ受け取ります、ということに。

やっぱり日比谷花壇は素晴らしい

2日後。

母から、届いたとの連絡。

送られてきた写真が、一番上のものです。

写真で見る限り、おそらく、いちごみるくより、ランクの高いものです。

良かった。

色々あったけど、ちゃんと満足できるお花が届けられて。

日比谷花壇の気持ちの良い対応のおかげで、後味悪いものにならなかった。

それより日比谷花壇の信頼がまたグッと上がりました。

大量の花が各地に届けられる期間、ダメなお花が紛れてしまうこともそりゃあるでしょう。

でも、その後のお店側の対応一つで、客の気持ちは全然違ってきます。

クレーマーだと思われようと、ちゃんと報告して良かった。

報告しないまま、枯れて残念だったね、と泣き寝入りしていたら、来年はやめとこうかなと思っていたはず。

思えば、発送先をミスったりと、出だしからつまづいていたのも、何かの暗示だったのかもなぁ。

日比谷花壇は、楽天でも公式でも同じだと言っていたけど、やっぱり来年は公式から注文しよう。

そう、心に決めた母の日のできごとでした。

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