「50代の就職活動」は思ったようには進まない
以前の記事にも書きましたが、契約社員として働いていた会社で、社員を目指して試験を受けた結果落ちてしまいました。
契約期間が満了となるタイミングで社員になれるように、準備してきました。
上司には、一年前から社員への道筋を作るべく、あらゆるプロジェクトに参加させてもらったりして積極的に行動してきました。
筆記試験は合格しましたが、その後の人事の面接で不合格となりました。
そして契約期間は満了となり、不本意ながら9月末に失業しました。
社員になって、定年まで働けたら安心、と思っていたのに、残念な結果となってしまいました。
派遣会社での職探し
文章で書くと簡単ですが、なかなかその事実が受け止められず、かなり落ち込みました。
その会社には、派遣社員で入って、そのまま契約社員になり、6年勤務してきて、その実績を元に50代でも社員を目指せるよ、という自然な流れに乗せてもらったのですが、そこから放り出されたら、ただの52歳。
今からゼロベースで社員を目指すのはどれだけ大変なのか?
手探りの仕事探しが始まりました。
長年登録していた派遣会社は、馴染みがあったので、まずそこで仕事探しをスタートさせました。
派遣会社といっても、社員の募集もしているので、まずは手当たり次第エントリーしてみました。
以前職探ししていたのは40代前半。
その時は、派遣社員としてですが、エントリーすればすぐに連絡があって、とんとん拍子に話が進みました。
ところが、今回はそういうわけにはいかないようで、派遣会社が先方に紹介してくれても、そこから話が進まない。
面接すらできない状況が続きました。
一つには年齢があると思います。
もう一つは、私にはこれといって、武器になるような資格や経験がないということです。
武器がなくても40代ならまだ良かったのかもしれませんが、武器のない50代になると難しいようです。
もちろん、アルバイトやパートなら、探せば採用してくれるところはあると思いますが、正社員はハードルが高いみたいです。
派遣社員として働くことも考慮してはいますが、数年で終了してしまうことを考えると、さらに次の就職が難しくなると思われるので、正社員として働きたいのです。
ハローワークで就職相談
ハローワークでは、35歳〜54歳の人を対象とした就職支援窓口があります。
応募してみようかな、と思った会社があったので、履歴書と職歴書を作って、窓口に行ってみました。
本来は予約していくものらしいのですが、たまたまタイミングが良かったようで、すぐに対応してもらえました。
年配の男性支援員が、履歴書と職歴書を見てくれました。
履歴書はこれでOK、職歴書はこう書いた方がいいよ、などとアドバイスをしてもらいました。
その上で、週に一度ぐらいのペースで相談に乗ってくれて、決まるまで就職支援をしてくれるそうです。
物腰の柔らかい、話しやすい方で、とても安心できました。
今まで職探しは一人でするもの、と思っていましたが、アドバイスしてくれて話を聞いてくれる人がいるなんて、本当にありがたいです。
そのほか、60歳以上の方の就職支援窓口、外国籍の方の窓口などもあるようです。
どの窓口も、専門の支援員が本人の状況や希望に沿いながらさまざまな就職相談に対応してくれるそうです。
大人になってからの勉強は意外と楽しい
武器がないと前述しましたが、この今の時間を利用して、武器を身につけようと、簿記3級の勉強もしています。
少しはプラスになるかなと、できることは色々やってみようと思います。
簿記の勉強のテキストは、以前の上司がおすすめしてくれたものを使っています。
動画の講義も見られるのですごくわかりやすいです。
思えば、社員になるための試験ではSPIの勉強もしていたし、50代になって急に勉強をするようになりました。
いくつになっても、ステップアップのために勉強するっていいですね。
生活がかかっているので結構必死だし、なかなか頭に入らないんですけど、わかるとすごく楽しい。
Studyplus(スタディプラス)というアプリで、今自分が勉強している状況を記録していっています。
同じような勉強をしている人の記録も見られて、いいね!したり、してもらったり。
これも励みになります。
少しでも早く就職できるように、前を向いてがんばっていこうと思います。
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