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2023-11-30

身近な人を笑顔にするために

現在、就職活動中です。

先日、とある企業の面接を受けました。

そこで感じたことをシェアしたいと思います。

面接予定時間より30分早く到着したので、受付の人に確認し、しばらく玄関付近のロビーで待ちました。

その会社の建物、通り過ぎる社員の方や出入りする業者の人たちを、ながめて過ごしました。

きっかり時間通りに、面接官と思われる男性が近づいてきて来られました。

とても温和な雰囲気の男性でした。

どうぞこちらへ、と案内された方向に進むと、もう一人の面接官と思われる、こちらも笑顔の男性と合流。

こちらまで、迷わなかったですか?

JRでいらっしゃったんですか?

などと、どちらの男性も気さくに話しかけてくださいました。

一気に緊張がほぐれました。

以前に受けた面接では、固い、無表情な面接官だったので、その時の様子がトラウマのように思い出されて、面接には嫌な記憶しかなかったのですが、こんなカジュアルでリラックスできる面接は初めてでした。

個室に通されて、そのあとはある程度きちんと質問されましたが、始終笑顔なので、本当にリラックスして話せました。

私の出身短大は、関西にあるのですが、そこの場所をご存知だったようで、あそこは高級住宅街ですよね、川があっていいですよね、などと話していただいたので、嬉しくなって、そうなんです、桜がきれいなんです!などと楽しく話すことができました。

もう一人の男性も、へー、そうなんですか私は知らなかったです、などと終始和やかなムード。

もちろん相手は人事部の方で、面接のプロなのでしょうから、そんな和やかなムードでも私のことはジャッジされているのです。

ただ、以前受けた怖い面接官を目の前に話すのと、笑顔の面接官を目の前に話すのとでは、同じ自分でも大違い。

こちらをリラックスさせてくれるだけで、ゆったりとした気持ちで落ち着いて話すことができます。

笑顔でいることって、目の前の人をリラックスさせて、気分よくさせてくれるんだと、当たり前のことですが痛感しました。

面接じゃなくても、どんな場面でも、笑顔は人の心をほぐします。

イライラしていたり、怒っていると、それだけで空気がピーンと張り詰めて、周りの人の気持ちを緊張させたりするもの。

気持ちは伝染しますよね。

私も、いつも笑顔でいられるような人間でありたい、と思いました。

(なかなかできていないのですが・・・)

自分が笑顔でいるためには、いつも我慢していたり、無理していたり、誰かのために何かをやってあげてるモードではなく、まずは自分を満たして、無理せず過ごしていることが一番大事ですよね。

子育て中の忙しいお母さん、介護で大変な思いをされている方、仕事で余裕がない人。

特に女性は、マルチタスクで色々やれてしまうので、つい、誰かに頼むことなくきちんとやろうと無理しがち。

キーっとなってイライラしてしまうかもしれませんが、そんな時は自分が乾いているんだな、と思って少しでも時間を作って自分のためだけにゆっくり癒しの時間を作ることをお勧めします。

コーヒーを入れてくつろいだり、お風呂に一人で入ってゆっくり湯船に浸かったり、少しの時間でも自分を満たすことをやって欲しいと思います。

私が子育て中の大変だった時は、子どもたちが寝てから、夜中までが私の時間でした。

コーヒーを入れて、当時はブログというものがなくて、ホームページを一から作っていて、それにどっぷりハマって、寝る間も惜しんで作業をしていました。

思えば、あれがあったから、子育てをほぼ一人でやっていたけど、ストレスをそんなに感じずにいられたんだと思います。

私が出会った面接官も、イライラすることはもちろんあると思いますが、少なくとも私は、本来なら重い雰囲気になりがちな面接の時間を、緊張することなく楽しく過ごすことができて、とても感謝しています。

自分を満たして笑顔になると、私のように、周りが嬉しくなる。

イライラしていると、色々やってあげてるのに、周りは感謝どころか離れていきたくなる。

だったらまずは自分が笑顔になることをするのが一番ですよね。

これは自分への教訓でもあり、今、イライラしてしまっている人へのメッセージになればいいなと思って書きました。

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