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2022-11-09

やせるのはどっち?

本日は本のレビュー。

「やせるのはどっち?」中野ジェームズ修一 著

多くのトップアスリートのトレーナーを歴任されている方の本です。

青山学院大学駅伝チームのフィジカル強化もされているそうです。

そんな、いつもはトップアスリートのために考えている方が、一般の人が痩せるということについて、やり方が間違ってなければそんなに難しくないよ、と教えてくれている本です。

○○するのと、△△するのと、痩せるのはどっち?

とクイズ形式になっていて、わかりやすいです。

どっち?と聞かれるたびに自分で正解を考えてみるのですが、間違っていたことも多々あり。

わかっているようで、わかっていないこともたくさんあることを痛感しました。

まずは小さなチャレンジから

ダイエットするとなるといきなりジムに入ったり、何キロも走ろうとしたり、ハードなことを考えがちですが、それはNG。

普段、駅でエスカレーターを使っていた人は階段を使うところから、ウォーキングをするところからスタートしましょうと著者は言っています。

それならできそうですよね?

いきなり難しいことをするから続かないのです。

できそうで、ちょっとだけ疲れるようなことをすればOK。

それで、生活の中に組み込んでしまえば、長続きしそうじゃないですか?

ストレス発散するなら歌ったり踊ったりする

ストレス発散を食べ物や飲み物でしない。

ストレスを感じる→食べる、飲むという習慣になってしまうと、当然ですが、カロリーオーバーになります。

美味しいものを食べる、お酒を飲む、ということは中毒性もあり、ダイエットどころか体を壊すことにもなりかねません。

どうせ発散させるなら歌を歌ったり、踊ったりのほか、映画を見たり、本を読む、友達と長電話する、など、食べる飲む以外の楽しみをたくさんみるけること。

woman playing acoustic guitar while singing

食べないから太る

極端な食事制限をすれば、一時的には痩せますが、栄養が不足すると筋肉量がどんどん減り、太りやすい体をつくる原因になります。

筋肉がつくと自動的にたくさんのカロリーを消費してくれます。

筋肉が1kg増えるだけで消費カロリーが約50kcalアップするそうです。

摂取カロリーをコントロールしつつ、筋肉量を増やして体をまめに動かす。

これが食べても太らない体を作るために必要なことです。

駅では必ず階段を使う

体を変えたいなら、筋肉の組織を壊すほどの強い刺激が与えられる、強度の高い運動が必要。

階段を上り下りする時、私たちは一方の脚だけで体重を支えます。

この動きは、下半身の筋力アップが可能です。

著者のクライアントで、生活圏の全ての場所で必ず階段を使う生活に切り替えた人は全員2ヶ月で体脂肪が落ちて筋力アップして痩せられたそうです。

ウォーキングでは筋肉を増やすことはできないけど、歩き方次第で消費カロリーをアップさせることが可能。

軽く息が弾むスピードでキビキビ歩くことがポイント。

通勤時間や通学時間に、キビキビ歩いて、駅では階段を使う、というだけでもかなりダイエット効果がありそうですよ。

それには歩きやすいウォーキングシューズも必要。

歩幅は、身長の45%〜50%の大股歩きが良いそうです。

person wearing white and black mid rise sneakers at borobudur indonesia

ダイエットを成功させる食事は茶碗一杯分のご飯を毎食食べる

糖質は最も効率の良いエネルギー源。

炭水化物をしっかり摂らないと体はどんどん痩せにくくなります。

特に白米は、パンやパスタに比べると圧倒的に低脂質。

毎食150g〜200gぐらいは食べてOK。

炭水化物は悪者のように扱われた時期があり、ダイエットといえばご飯やパンを抜く、としがちですが、最近はご飯が大事だと言われるようになりましたよね。

日本人だからこそ、お米を食べるというのが自然な流れだと思います。

無理してオートミールを食べる、などは続かないのでやめた方が良さそうです。

14品目を食べる

14品目とは、

穀類、魚介類、肉類、卵、乳製品、芋類、豆類、きのこ類、海藻類、淡色野菜、緑黄色野菜、果物、油脂、嗜好品。

上記に当てはまる食材を一日一回食べる。

ただし、穀類は1日3食必ず食べる。

何かに偏ることなく、どれも一回食べることを意識すれば、バランスよくなります。

なかなか14品目が難しいと思う場合でも、具沢山味噌汁なら、一気に色々食べられるのでおすすめだそうです。

このように、わかりやすいアドバイスが上記以外にもたくさんあり、また実践できる筋トレも紹介されています。

これは一見の価値ありです。

今、Kindleunlimitedで読み放題対象になっているので、ぜひこの機会に読んでみてくださいね。

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