江戸川~真間川20km花見ウォーキング
気持ちのいい風が吹く晴れた週末。
江戸川の河川敷をのんびりウォーキング。
河川敷から見下ろすと桜の木が並んでいたので、途中から下に降りて、桜を見ながら歩くことに。
もう、緑が出始めていて、見頃のピークは過ぎているようですが、何とか週末最後のお花見に間に合いました。
この日は暑いくらいだったので、コンビニでアイスコーヒーを買って、小さな砂場のある公園でひと休み。
続いて、江戸川から真間川沿いルートへ。
真間川は、江戸川から分かれて東京湾につながる利根川水系の一級河川。
真間川の付近では手児奈の伝説が語り継がれています。
手児奈霊神堂(てこなれいじんどう)
千葉県市川市真間に所在する、伝説上の女性手児奈を祀る霊堂。
「手児奈」とは、美しいと評判の女性だったそうで、男性が取り合ってケンカをするほどモテたとか。
それで、自分のせいでケンカが起こるのは辛いと、真間の入江に身投げしたと言われています。
行基菩薩(ぎょうきぼさつ)がこの地に立ち寄り、手児奈の悲話を聞いて、その心情を哀れに思い「求法寺」を建立、その後に弘法大師空海が教えを弘められるために求法寺に来て、境内を整備し、「求法寺」を「弘法寺」と改称したそうです。
ある日、当山第7世日与聖人の夢枕に手児奈が現れ、
「私は多くに人に供養していただきました。その御礼として今度は私が皆さんをご守護いたします。」
と言ったことから、手児奈霊神堂ができ、現在は安産の神さまとして人びとがお参りに行く場所となったようです。
弘法寺(ぐほうじ)の涙石と枝垂れ桜
ここの正面石段の下から27段目にある石は、これだけ涙を流すかのように濡れ続けていると言われています。
これなのかどうなのか?
下から何度か数えましたが、27段目じゃなかったので、はっきりわかりません。
数え方が悪かったのかも?
https://ja.m.wikipedia.org/wiki/弘法寺_(市川市)江戸時代に、作事奉行の鈴木長頼が日光東照宮の造営のために使う石材を伊豆から船で運ぶ途中、市川の根本付近にさしかかった時に船が動かなくなり、積んでいた石を勝手に近くの弘法寺の石段に使用してしまった。長頼は幕府から責任を追及され石段で切腹。その時の無念の血と涙が染み込んでいるという伝承がある。
階段の上からは市川市内が見下ろせます。
弘法寺には立派な枝垂れ桜があり、「伏姫桜」は樹齢推定400年だそうです。
真間川沿いの桜
真間川沿いをひたすら歩くと、住宅街にずっと桜が並んで咲いています。
本当にきれいで、この辺りに住んでいた時、桜の時期は、よく川沿いをぶらぶら歩いていました。
思い出の場所です。
お花見ができる最後の週末かもしれない。
きっとみんな同じことを思ったのでしょう。
たくさんの人で賑わっていました。
本八幡「馬越」で一杯
真間川から本八幡駅へ。
ここが今回のゴール地点。
本八幡駅周辺にはたくさん飲食店がありますが、たまたまネットで「せんべろ」のお店を探していたら見つけました。
常連さんがたくさんいるらしいので、緊張しましたが、初心者でも大丈夫そうでした。
カウンターにお客さんがコの字型にぐるっと座っていて、メニューは壁に書いてあるのを見て注文。
どれもこれも、安いのに美味しい!
常連さんは、キンミヤの焼酎をボトルでキープしているようです。
新米の私たちはまだ様子見。
でも20kmも歩いてへとへとでお腹が空いていたので、あれこれ頼み、大満足。
次から次へお客さんが入ってきて、大衆酒場といえばおじさんばかりのイメージですが、意外と若い人もいました。
また行きたいと思うお店でしたねぇ。
桜はもう見納めだけど
桜の季節はもう終わろうとしていますが、こうやって季節を感じながら歩き、時には新しいお店を見つけて飲むっていうのは楽しくてやめられません。
次女が4月から社会人。
桜の季節は、新生活の始まりです。
新しい生活に慣れるのは時間がかかるかもしれないけど、楽しいことを見つけて気楽にやっていってくれたらいいなと思います。
私は特別生活に変化があるわけじゃないけど、4月というだけでちょっと気分が上がります。
娘を見守りつつ、私も気持ちをキリッと引き締めて仕事に遊びに気合い入れていこうと思います。
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