離婚後の子どもたちとの交流
パートナーの子ども
週末、高尾山に行ってきました。
久しぶりの登山です。
パートナーと、パートナーの高校生の息子も含めて3人で。
普段は離れて住んでいますが、月に一度ぐらい、私たちの家に遊びに来てくれます。
父親はともかく、そのパートナーとして、知らない女性(私)がいる家に来るのは抵抗があるだろうな、と思っていましたが、何度も来てくれるので、きっと大丈夫なんでしょうね。
高尾山頂に向かうルートはいくつかありますが、今回は6号路でスタート。
お天気の良い週末だったので、予想通り人が多く、登山を楽しむ人、紅葉を見に来た人がたくさん。
私は久しぶりの登山だし、無理したくないのでゆっくり歩いていましたが、高校生の息子くんは、体力があるので途中から1人でスイスイ山頂まで行ってしまいました。
息子を心配するパートナーには、一緒に先に行ってもいいよ、と伝えましたが、優しいので私と歩調を合わせてくれました。
その日は、前日の温かさが嘘のように肌寒くて、じっとしているとかなり冷えるような気温でした。
でも登山にはちょうどよくて、ひんやりした空気が心地よくて、ゼーゼー言うこともなく順調に進むことができました。
山頂の手前で、こんな階段があり、登りやすいので「わー!楽ちん」と思ったのもつかの間、長い単調な階段は、実はこのコースで一番しんどかった!
汗がじわっと出てきました。
でも、普段、できるだけエスカレーターより階段を使っているせいか、エレベーターなしの団地の5階に住んでいるからか、何とか休憩無しで登りきりました。
とっくに到着していた息子くんと合流。
少し休憩したら、リフトのある場所まで下山。
続きはリフトに乗って、紅葉を楽しみました。
登山を通して、息子くんのことを少し知ることができました。
パートナーは歩くのが早く、息子くんはそれについて横に並んで歩けるのですが、私は少し遅れ気味。
合わせるのも疲れるので、ゆっくり歩いていると、少し遅れている私に気づいて、わざと遅れてゆっくり歩いてくれました。
パートナーが上着を着るから、ちょっとリュックを持っててと私に渡したので片手で持っていたら、スっと横からそれを受け取って持ってくれたりもしました。
そういうことに気づける子なんだなと、感心しました。
自分のことだけじゃなくて、周りの人の様子にも気づける繊細さがあるんですね。
今、色々悩んだり、迷ったりしているようですが、自分のことを肯定してくれるお父さんを、頼りにしているようなので、私としても一緒に支えて行けたらいいなと思っています。
私の娘たち
私には娘がふたり。
それぞれ成人していて、仕事もしていて、一人暮らしをしています。
先日、長女は彼氏と2人で遊びに来てくれました。
長女はともかく彼氏まで来てくれるなんて、私としては嬉しい限り。
長女にとってもパートナーは、父親ではないので多少遠慮があるのは当然ですが、彼氏からしたら、彼女の母親のパートナーという複雑怪奇な存在(笑)。
でも2人はもう、我が家に2回も来ていて、不思議な関係だけど、すっかり家族のような存在です。
一緒に食事して、一緒にお酒を飲んで、同じ空間で過ごしていたら、理屈抜きで楽しくて、もう家族だな〜って思います。
朝ごはんの後、お腹を空かせるために、みんなで歩いて、景色がよく見えるタワーに昇りました。
特別何かがあるわけでもなく、なんとなく歩いて、風景を見て、話したり写真を撮ったり。
その後、早い時間から開いている居酒屋に行って、お酒を飲みながら、ゆっくり食事しました。
最近見つけた、私たちのお気に入りのお店。
家庭料理のような優しい味付けで全部美味しいのに、お値段もお財布に優しく、安心して何度も行きたくなる素敵なお店です。
娘たちも喜んでくれて、そこでたわいもない話をして過ごしました。
娘も彼氏も社交的で、コミュニケーションを楽しめるタイプです。
私たちにはない部分がたくさんあって、毎回それが刺激になります。
おそらく、私が離婚せずに以前の夫婦関係だったら、娘の彼氏と一緒に出かけるなんてなかったと思います。
今のパートナーだから、そこの関係にもちゃんと向き合って楽しんでくれていて、それにはとても感謝しています。
次女も、先日1泊2日で我が家に来て、週末を一緒に過ごしました。
次女は社会人になったばかりで、仕事のことや、資格のことなどで忙しくしてますが、少しずつ社会人らしくなってきたのを感じます。
手土産を持ってきたり、会社の話をしたり、私たちとコミュニケーションをきちんと取ろうとしているのがわかりました。
自分の子どもだけではなく、パートナーの子どもとの関係性もあるというのは、離婚しなければ得られなかったことです。
パートナーのおかげで家族が増えて、素敵な経験をさせてもらっているんだなぁと思います。
そのうち、子どもたち全員が集まって交流できたらいいな〜。
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